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2005年06月09日
千葉消防徒然話 その4
千葉消防の車両記号表記あれこれ
>masa様
>消防都纏様
千葉市 TAK
こんにちは。
千葉消防の車両記号表記に関しまして先日消防都纏さんと意見交換させていただきましたが、少し古い話も交えてこれについて徒然に記してみたいと思います。
平成4年の政令指定都市になる前の千葉消防の車両記号表記はABCDE・・・に区分されていました。
Aが水槽付ポンプ車。
(例をあげれば桜木1分隊の使用ポンプがA23、無線のコールサインはちば23)
Bが小型ポンプ車。
(例をあげれば桜木2分隊の使用ポンプがB4、無線のコールサインはちば4)
Cが化学車、梯子車、救助工作車等の特殊車。
(例をあげれば中央梯子分隊の梯子車がC17、無線のコールサインはちば17)
最初の頃は本来のCの示す化学車だけでなく梯子車、救助工作車などの特殊車両全般を示していました。
後に(田畑火災以降の昭和47・8年のあたりでしたでしょうか。)
梯子車はL、救助工作車はRと区分が分かれCは化学車専用(高発泡車も含めて。)になりましました。
Dが救急車。
(例をあげれば南署救急隊の使用救急車がD37、無線のコールサインはちば37)
Eが上記区分以外の車両。例えば無線車、火災原因調査車、、資機材搬送車、人員輸送バスなど。
(例をあげれば北署無線車がE52、無線のコールサインはちば52。当時の無線車とは現在の署長用指揮車のこと。)
A23、B4、D37などの車両区分表記は基本的には車両側面両側の運転席、または指揮官席のドア
(ドアのない車両は乗降口)の前上側に描かれるようになっていました。
(トヨタ ランドクルーザーの古いタイプ、いわゆる昔のジープ型を使った小型ポンプ車は正面フロントガラスの下の部分に描かれていました。)
ところが、本来なら統一して全車記される筈の車両側面両側の車両区分表記は書いてある車両、ない車両まちまちで、同じ出張所配備でも小型ポンプ車には書いてあるけれど、水槽付ポンプ車には書いてないというばらばら状態でした。
要は車両ぎ装塗装の段階で書き込まないので、記入は車両新規配備後各署所で各々記入していたことが一番のばらつきの原因だったのでしょう。
(これが東消庁なら未記入はまずありえませんね。)
さらに東消庁でいうところの隊名標識灯がついていましが、これがまたばらばらで表記例は
千葉市消防署、千葉市中央消防署、中央消防署、幕張1、西千葉、警防課、化学車、火災保険号 千葉(寄贈車両なので。)、千葉市消防局、などと、てんでバラバラエティーに富んだ表記が書きこまれていました。
(それはそれでマニアにとっては興味を引かれる面白い部分でしたが)
これは大体昭和55年前後くらいに隊名標識灯は署名表記、つまり南消防署や臨港消防署といった表記一本に統一されました。
まあ、隊名標識灯は表記ばらばらでも千消では昔から所属署名表示旗が掲げられていましたので
(現在も東消庁で使っている演習表示旗と同種類。)
これを見れば所属署が分かったので区分には別に困りませんでしたが。
(旗は現在はなくなっています。)
と、いうわけで車両記号表記記入の有無については昔から統一性がなく、今にいたるまでも未記入車両が存在しているわけでけっこう気分で決まっている雰囲気は昔から今に至るまで変わらずにあるわけです。(笑)
以上、徒然のままに。
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投稿日:2001年4月16日
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投稿者 taksoho : 2005年06月09日 05:12